反日問題・反捕鯨問題 wiki

海外の反日や反捕鯨に反論するために理解を深めよう!

ユーザ用ツール

サイト用ツール


南極海における捕鯨事件

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

両方とも前のリビジョン前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
南極海における捕鯨事件 [2018/03/17 05:28] – [IWC科学委員会ロシア代表ワレンチン・イリヤシェンコ(Валентин Ильяшенко)氏のコメント] Emmanuel_Chanel南極海における捕鯨事件 [2018/11/22 04:09] (現在) – [公式リリース他] URI移動によるリンク切れの修正。 Emmanuel_Chanel
行 9: 行 9:
 ===== IWC科学委員会ロシア代表ワレンチン・イリヤシェンコ(Валентин Ильяшенко)氏のコメント ===== ===== IWC科学委員会ロシア代表ワレンチン・イリヤシェンコ(Валентин Ильяшенко)氏のコメント =====
 ロシアメディアの日本語論説、[[https://jp.sputniknews.com/opinion/201512041272635/|南極海での日本の捕鯨は学術研究あるいは商業目的、はたまた文化保護のために必要か? - Sputnik 日本]]より。(英語やロシア語の該当記事の確認は出来ていません。原文装飾なし。) ロシアメディアの日本語論説、[[https://jp.sputniknews.com/opinion/201512041272635/|南極海での日本の捕鯨は学術研究あるいは商業目的、はたまた文化保護のために必要か? - Sputnik 日本]]より。(英語やロシア語の該当記事の確認は出来ていません。原文装飾なし。)
-[quote]国際司法裁判所は、日本はミンククジラをあまりにたくさん取り過ぎたと見ている。しかし国際捕鯨委員会は、そうは考えていない。現在ミンククジラの数は、およそ60万から70万頭に達している。科学的に見て、これだけの数生息していれば、今後100年のあらゆるリスクを考慮しても、3千頭捕獲しても個体数には影響がない。これに対し日本が捕獲しているのは、400から500頭だ。また[b][size=24][color=red]国際捕鯨委員会の科学委員会[/color][/size][/b]は、まず第一に、[b][size=24][color=blue]日本が違法に捕獲したとみなした事は一度もない。[/color][/size][/b]そして第二に、[b][size=24][color=green]日本の捕鯨が、学術目的のためではなく行われていると一度も反論した事もない。[/color][/size][/b] +国際司法裁判所は、日本はミンククジラをあまりにたくさん取り過ぎたと見ている。しかし国際捕鯨委員会は、そうは考えていない。現在ミンククジラの数は、およそ60万から70万頭に達している。科学的に見て、これだけの数生息していれば、今後100年のあらゆるリスクを考慮しても、3千頭捕獲しても個体数には影響がない。これに対し日本が捕獲しているのは、400から500頭だ。また[b][size=24][color=red]国際捕鯨委員会の科学委員会[/color][/size][/b]は、まず第一に、[b][size=24][color=blue]日本が違法に捕獲したとみなした事は一度もない。[/color][/size][/b]そして第二に、[b][size=24][color=green]日本の捕鯨が、学術目的のためではなく行われていると一度も反論した事もない。[/color][/size][/b] 
- + 
-English Translation(The original text is not decorated.): +English Translation(The original text is not decorated.): 
-International Court of Justice thinks that Japan caught too many minke whales. But International Whaling Commission doesn't think so. Now the number of minke whales are as many as about 600,000-700,000. Scientifically thinking, if so many are alive, even considering any risks for coming 100 years, catching even 3,000 doesn't influence their number. On the contrary, the catch number of Japan's is from 400 to 500. And first, [b][size=24][color=red]IWC's Scientific Committee[/color] [color=blue]have never considered that Japan caught whales illegally[/color][/size][/b] and second [b][size=24][color=green]IWC-SC have never refuted Japan with saying that their Japanese whaling is not for scientific purpose.[/color][/size][/b+International Court of Justice thinks that Japan caught too many minke whales. But International Whaling Commission doesn't think so. Now the number of minke whales are as many as about 600,000-700,000. Scientifically thinking, if so many are alive, even considering any risks for coming 100 years, catching even 3,000 doesn't influence their number. On the contrary, the catch number of Japan's is from 400 to 500. And first, [b][size=24][color=red]IWC's Scientific Committee[/color] [color=blue]have never considered that Japan caught whales illegally[/color][/size][/b] and second [b][size=24][color=green]IWC-SC have never refuted Japan with saying that their Japanese whaling is not for scientific purpose, neither.[/color][/size][/b]
-[/quote]+
 (中略。上のコメントで括弧が閉じた後、記者の文章が挿入されており、その後、また括弧つきでコメントが書かれている。) (中略。上のコメントで括弧が閉じた後、記者の文章が挿入されており、その後、また括弧つきでコメントが書かれている。)
-[quote]国際捕鯨取締条約は、3つのタイプの捕鯨を調整している。まず商業捕鯨だ。それは凍結が決まっているが、いくつかの国々は、ある条件が認められており、条約はそれを規定している。アイスランド、ノルウェー、ソ連の継承国としてのロシアといった国々だ。アイスランドとノルウェーは、現在に至るまで、自分達の権利を用いてクジラを獲っている。ソ連は、漁の凍結に加わり、捕鯨船団全てを閉鎖したが、いつでも捕鯨を再開できる権利を持っている。日本は、そうした留保条件を得ようと試みたが、上手くいかなかった。米国により、日本は、そうした留保条件を撤回せざるを得なかったのだ。それは、いわゆる日米タラ戦争の時期だった。米国は、日本の漁船の米国の経済水域内への立ち入り、そして日本の海産物の輸入を禁止するなどとして日本側を脅した。 +国際捕鯨取締条約は、3つのタイプの捕鯨を調整している。まず商業捕鯨だ。それは凍結が決まっているが、いくつかの国々は、ある条件が認められており、条約はそれを規定している。アイスランド、ノルウェー、ソ連の継承国としてのロシアといった国々だ。アイスランドとノルウェーは、現在に至るまで、自分達の権利を用いてクジラを獲っている。ソ連は、漁の凍結に加わり、捕鯨船団全てを閉鎖したが、いつでも捕鯨を再開できる権利を持っている。日本は、そうした留保条件を得ようと試みたが、上手くいかなかった。米国により、日本は、そうした留保条件を撤回せざるを得なかったのだ。それは、いわゆる日米タラ戦争の時期だった。米国は、日本の漁船の米国の経済水域内への立ち入り、そして日本の海産物の輸入を禁止するなどとして日本側を脅した。 
- + 
-また条約は、デンマーク領グリーンランドや米国のアラスカ州、ロシアのチュコトカ半島で行われている先住民族のクジラ漁を調整している。 +また条約は、デンマーク領グリーンランドや米国のアラスカ州、ロシアのチュコトカ半島で行われている先住民族のクジラ漁を調整している。 
- + 
-三つ目の調査捕鯨に関して言えば、条約の中にはっきり、学術目的での捕鯨には割り当てはないと明記されている。とはいえ学術目的での捕鯨をしている国は、国際捕鯨委員会科学委員会に、どこでいつ何頭、どういう目的で捕獲するのかを示すデータを提出する義務を負う。日本の過ちは、自分達にとって必要なものをはっきり示さなかったことにある。統計データを集めるため、正確に何頭クジラが必要なのか、その事をはっきり根拠づける必要がある。 +三つ目の調査捕鯨に関して言えば、条約の中にはっきり、学術目的での捕鯨には割り当てはないと明記されている。とはいえ学術目的での捕鯨をしている国は、国際捕鯨委員会科学委員会に、どこでいつ何頭、どういう目的で捕獲するのかを示すデータを提出する義務を負う。日本の過ちは、自分達にとって必要なものをはっきり示さなかったことにある。統計データを集めるため、正確に何頭クジラが必要なのか、その事をはっきり根拠づける必要がある。 
- + 
-さてクジラ肉の販売についてだが、調査後、捕獲したクジラで何をすべきかについて、条約には書かれていない。日本人が毎年南極海で捕獲しているクジラを、彼らが海に投棄したとして、それが一体誰にとってプラスになるというのだろうか?[/quote]+さてクジラ肉の販売についてだが、調査後、捕獲したクジラで何をすべきかについて、条約には書かれていない。日本人が毎年南極海で捕獲しているクジラを、彼らが海に投棄したとして、それが一体誰にとってプラスになるというのだろうか?
 IWC科学委員会が問題にしていなかったものを、国際司法裁判所は条約上の科学調査に該当しないと判断したようです。 IWC科学委員会が問題にしていなかったものを、国際司法裁判所は条約上の科学調査に該当しないと判断したようです。
 ===== 参考になるサイト ===== ===== 参考になるサイト =====
行 29: 行 28:
   * [[https://www.facebook.com/media/set/?set=oa.766233836750299|ICJ Rulings and remedy - the facts]]   * [[https://www.facebook.com/media/set/?set=oa.766233836750299|ICJ Rulings and remedy - the facts]]
 ==== 公式リリース他 ==== ==== 公式リリース他 ====
-  * [[http://www.icj-cij.org/docket/files/148/18136.pdf|判決文全文]] +  * [[https://www.icj-cij.org/files/case-related/148/18136.pdf|判決文全文]] 
-  * [[http://www.icj-cij.org/docket/files/148/18162.pdf|判決文サマリー]] +  * [[https://www.icj-cij.org/files/case-related/148/18162.pdf|判決文サマリー]] 
-{{tag>捕鯨問題 南氷洋調査捕鯨 JARPA JARPA-II NEWREP-A 国際法 南極 オーストラリア}}+{{tag>捕鯨問題 南極海調査捕鯨 JARPA JARPA-II NEWREP-A 国際法 南極 オーストラリア}}
南極海における捕鯨事件.1521264490.txt.gz · 最終更新: 2018/03/17 05:28 by Emmanuel_Chanel